ピルで避妊する女性に対する誤解
ピルという薬は女性主体で避妊するために使われている事が多いんですが、ピルを飲んでいる女性に対してあまりいい印象がない方もいらっしゃるようです。
今は子供はいらないという方も、恋人がいる場合は愛情確認のために性行為をするはずです。
コンドームで避妊をしても100%ではありませんから、避妊率を上げるためにピルを飲むわけなんですが、不特定多数の異性と肉体関係を持っていそうだという印象を持たれてしまう事もあるようです。
望まない妊娠を防止するために低用量ピルを飲んでいる方は増えているのですが、こういう印象を持たれてしまうのは悲しいものです。
ピルを処方してもらうために婦人科に行くのが恥ずかしくなり、通販を利用しているという方もいらっしゃるかもしれませんね。
妊娠してしまう危険性を回避する事は大切
男性にとっても女性を妊娠させてしまうかもしれないという事はしっかりと考えていただきたいのですが、女性は自分の身を守るためにピルを服用しています。
避妊目的ではなく、生理痛を緩和するために飲んでいるという方もいらっしゃいますから、ピルに対する間違った考え方は排除するべきだと思います。
何も知らない男性は、そんなに性行為をするのが好きなのかと思ったりしてしまうこともあるようなんですが、そんな理由でピルを飲んでいる女性はいないに等しいでしょう。
世の中には色んな人がいますから、考え方もそれぞれですが、ピルを飲むのは自分の身を守るためですので誤解しないでいただきたいと思います。
ピル服用時間は生活リズムに合わせましょう
ピルの避妊率は99.9%と言われていますが、飲み忘れがあると避妊率は下がりますので、飲み忘れないようにする事が重要です。
ピルは他の薬とは違い、食後という曖昧な飲み方ではありませんので気を付けていただく必要があります。
ピルは、毎日同じ時間に飲むことが決められていますので、起床時か就寝前のどちらかにしてみるといいでしょう。
お仕事や学校の方は、だいたい同じ起床時間ですよね?
仕事が終わるのが遅かったり、飲み会などがある場合は就寝時間が遅れてしまう事もあるはずなので、生活リズムに合わせて服用時間を決めましょう。
同じ時間に飲めなかったらどうすればよいのですか
同じ時間に飲む事ができなかった場合は、なるべく早めに飲んでいただければ大丈夫です。
12時間以内なら気付いた時にすぐ飲んでいただき、その次はいつもと同じ時間に飲むという流れでOKです。
飲み忘れに気付いてから飲むと、その時間に合わせる必要があるのではないかと考える方もいらっしゃるんですが、最初に決めた時間はずらさずに飲み続けましょう。
ピル 購入して飲んでいる方も、飲み方がわからないという状態だと避妊率が下がってしまう事もあるので、正しい服用方法を覚えておきましょう。
個人輸入をする方は、ピルの服用方法を知っている方となっていますので、初めてのピルは婦人科を受診して処方してもらって下さい。